明日から2月ですね。

いよいよ明日から2月ですね。
暦の上では2月4日は「立春」とよばれ、
東洋の占いでは一年の始まりの日
と言われています。
 
私は今こうして西洋占星術を仕事としているので
ちょっと意外に思われるかもしれませんが、
僕が占いの世界に入った最初のきっかけは
「東洋の暦」でした。
 
大学生だった当時、
「時間って一体なんだろう?」と考えていた時、
 
そうだ、一度、敢えて今の太陽暦とは違う
太陰暦を使って暮らしてみようかと思い、
 
昔の日本で使われていた「旧暦」に興味をもち、
その旧暦のシステムを調べていく過程の中で、
 
暦から派生した、九星気学や四柱推命など様々な「占い」と
出会うことになったのです。
 
私が通っていた早稲田大学の図書館の地下には、
小説家・劇作家の坪内逍遥が、
実際に蔵書していた
明治初期の書籍が沢山所蔵されていました。
 
そして実は、その中に明治初期の
大変貴重な暦や天文学の書籍があったのです。
 
その中には、なんと、
かの有名な作曲家の山田耕筰の書いた
日本で始めての大衆に向けた星座占い本『生まれ月の神秘』や
近代の日本に始めて西洋占星術が入ってきたエポック的な本である
天文学者・数学者の隈本有尚の『天文ニ依ル運勢豫想術』なども。
この2冊は
日本の占星術の受容過程が論じられるときに
必ず出てくるモノですが、
  
こうした明治初期の本には
「書霊」が宿っているようで
ただ手にもつだけでも
そこに流れている「時」の流れに
感慨深くなったものです。
 
これらの資料は
当時の人々が暦や天文現象と
どのように向い合ってきたのかというコトを考える上でも
非常に興味深いものでした。
  
いわずもがな、
現代という時代に流れる時間の流れは
おそらく昔よりもずいぶんとスピードの
速いものになっているでしょう。
 
特にインターネットが登場してからは、
時間の流れのありかたも
大きく変わってきています。
 
私の占いでも
星の象徴を通じて時の流れについて、
週間占いやメルマガなどでもお届けしていますが、
これもいうなれば一つの
現代的な「暦」的な営みといえるのかも
しれません。
 
こうしてインターネットで時空を超えて
情報を伝えるコトは、
逍遥が生きていた時代には出来なかったことですし、
 
今私達が捉えている時間の流れと、彼らが生
きていた時代の時の流れとは、
おそらくこうした部分からも
その違いを見出すコトができるのかもしれません。

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